ブラウザって何?種類や特徴を解説

 

公開日 2021/09/16

更新日 2021/11/25

ブラウザって何?種類や特徴を解説

ブラウザって何?種類や特徴を解説

インターネットを使っていると時々耳にする「ブラウザ」という単語。インターネット上の用語ということは分かっていてもよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は今更聞けない「ブラウザ」について解説します。

元々は「閲覧する」という意味の英語「browser」がインターネットを閲覧するソフトの名前として知れ渡り、ブラウザと呼ばれるようになりました。
つまり「ブラウザ」とは、「インターネットを見るために必要なソフト」ということです。
今この文章・画面を表示しているソフトがブラウザなのです!

そんなソフト入れた覚えはない、という方もいるかもしれませんが、パソコンやスマホには最初からブラウザが入っているので多くの人はそのままそのソフトを使っているのです。

ブラウザの主な機能

ブラウザの主な機能

冒頭にもありましたが、ブラウザとは「インターネットを見るために必要なソフト」のことです。それでは、具体的にどんな機能があるのでしょうか、今回はインターネットを利用するときに一番使われている機能を紹介します。

ウェブサイトの閲覧

ウェブサイトやホームページは基本的に「HTML」という専門の言語で作られています。しかし「HTML」という言語のまま表示すると、とても見づらい画面になってしまいます。
(「ページソースを表示」で「HTML」言語のままのページを見ることができます。)
HTML等で記述されたファイルをブラウザが読み込むと、文字に装飾したり、画像を表示したり、情報の区分けをしたりして、私たちが見やすいように変換して表示してくれます。

ブックマーク

ブラウザには、ブックマーク機能があります。お気に入りのページを記録し、必要なときに直接そのページを表示できる機能です。
通常ウェブサイトやホームページには「URL」と呼ばれるインターネット上の住所が必ず設定されています。ブラウザの画面上部(アドレスバー)に表示されている「http://~」と続く文字列のことです。ブックマークをしていなくてもURLさえわかるのなら直接ページを表示できます。この機能を使えば、URLをそのまま送ることで相手に同じページを共有することもできます。

履歴データ・キャッシュ保存

サイト閲覧時、閲覧したサイトのデータはキャッシュとして一時的にブラウザ内に保存される機能があります。そのため、閲覧履歴を遡ることで再度同じページを表示することが可能です。キャッシュは1度見たページの情報を記憶する機能で、2度目の表示が早くなります。特にスマートフォンでの利用時には通信量を抑える働きや、電波が悪い状況でもキャッシュが取得されていれば表示されるなどのメリットがあります。

ブラウザの種類と選び方

ブラウザの種類と選び方

次は、ブラウザの種類とその選び方をご紹介します。ブラウザにも有名なものからマイナーなものまで色々な種類があります。今回はその中でも特に有名なモノを取り上げましょう。

Google Chrome(グーグル・クローム)

Google Chrome(グーグル・クローム)

検索エンジン最大手のGoogleが提供しているブラウザソフトです。Androidのスマートフォン・タブレットの標準搭載ブラウザとなっております。
Googleの他サービスとの相性が良いことや、拡張機能(アドオン)が豊富なためカスタマイズがしやすいということもあり、世界でもトップシェアを誇っています。

Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)

Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)

マイクロソフトが開発・提供しているブラウザです。Internet Explorer(インターネット エクスプローラー)の後継ブラウザソフトとして、マイクロソフトの提供するサービスとの親和性が高く、その他機能も向上しています。

Internet Explorer(インターネット エクスプローラー)

Internet Explorer(インターネット エクスプローラー)

マイクロソフトが開発・提供していたブラウザです。IEと呼ばれています。Windowsのパソコンに標準搭載されていたブラウザなため以前はトップシェアを誇っていましたが、現在はサポート終了が発表され、後継ブラウザソフトであるMicrosoft Edge(マイクロソフト エッジ)への移行が推奨されています。

Safari(サファリ)

Safari(サファリ)

Appleが開発しているブラウザです。iPhoneやMacなどのApple製の端末の標準搭載ブラウザとなっております。バッテリーの消費が他と比べ軽い、デザイン重視なため表示が綺麗などの特徴があります。基本的にApple製品のみ使用可能なブラウザです。

Firefox(ファイアーフォックス)

Mozilla Firefox(モジラ・ファイアーフォックス)

「火狐」という愛称で知られているブラウザです。開発はMozilla FoundationおよびMozilla Corporationというアメリカの企業です。
コチラも拡張機能(アドオン)が豊富で、カスタマイズ性が高く人気のブラウザソフトです。

Opera(オペラ)

Opera(オペラ)

ノルウェーのソフトウェア開発会社Opera Software ASAによって開発されたブラウザです。古いOSや性能の低いマシンでも動くことや高性能と軽量化・高速化の両立を目指して開発されています。Operaは2016年に中国の奇虎360によって売却され現在は同社の傘下となっています。

ブラウザの選び方

端末に元々入っているブラウザを使う方がほとんどですが、ブラウザソフトはそれぞれに特色があり、インターネットをよく使う方やこだわりの強い方はあとから別のブラウザに変更して使うことも珍しくありません。

ブラウザにはそれぞれに特色があり、ブラウザ選択時には自分の利用スタイルに合わせて選ぶ事になります。
例えば、Googleサービスをよく利用する方がGoogle Chrome(グーグル・クローム)を使用する場合には、提供元が同じGoogle社であるため、インターネットの利用が円滑になるかもしれません。しかし他のブラウザではGoogleサービスとの連携機能が使えずに不自由する可能性もあります。

自分にあったブラウザを使うことで、インターネットをより快適に使えるようになるかもしれません。1つの端末に複数のブラウザを搭載することも可能ですから、気になるものがあれば一度使ってみて確かめるのも良いかもしれません。

まとめ

まとめ

今回は「ブラウザ」について解説させていただきました。
「ブラウザ」とはインターネットを利用している方なら誰でも使っている閲覧ソフトのことでしたね。インターネットが当たり前に使われる様になった現代、自分のスタイルに合ったブラウザを活用できたら、情報収集が今までよりも快適で便利になるかもしれません。

パパっとWebは様々なブラウザ(Internet Explorerを除く)でサイトがきれいに表示されるよう、ホームページ制作を行っております。ホームページの制作を検討されている方はお気軽にご相談ください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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